物販でも失敗!アフィリエイトで失敗!・・・何が悪かったの?

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今回は、ふと自分がこれまで考えて来たことや、やって来たことを思い出したので、その内容をまとめたいと思います。

 

なんとなく

「今のままではいけない」

と思っている人には参考になる内容もあるでしょうが、単に自分の反省と整理のために書きます。

 

1.ガムシャラに本を読んでやった気になっていた時期

 

私は、社会人一年目の時から副業に挑戦していました。

 

生活費に困っていたというわけではありませんでしたが、将来的に自分で会社をやることは、自分の中で決定事項でした。

 

親もおじいちゃんも会社をやっていることもあって、サラリーマンで一生を終えるイメージがなかったのです。

 

ですが、かなり甘やかされて育って来たせいか、大学卒業するまでお金に関してあまり考えたことがありませんでした。

 

その時楽しいことを全力でやることしか考えておらず、大学4年間は、勉強もせずに部活に行ってました。

 

大学の課題も友達にほとんど見せてもらってました。

 

さらに、私自身があまりやりたい事がないタイプです。

 

ですので、学生時代から起業するなど考えにもなかったわけですが、社会人になると昼間のゴールデンタイムを全て仕事に奪われます。

 

部活でやっていた競技はフィギュアスケートで、日中しかできません。

 

スケートリンクが開いているのは、大体18時とか19時までなので、仕事が終わってから行くのは少し難しいです。

 

そのため、副業を始めようと思ったのですが、最初は本を見て色々と試しました。

 

高額のセミナーやコンサルタントなどが存在するとも知らず、ネットで得る情報よりも本として出版しているものの方が確かな情報だと思っているので、本屋に入り浸りました。

 

そして、副業の方法だけではなく、自己啓発の本も読み始めました。

 

これまで自分の知らなかった概念がたくさんあり、また読んだ直後にはやる気も出たので、月に何十冊も買っていました。

 

新入社員で月の手取りが17万円程度の状態で、多い月には10万円位を本題として使っていました。

 

しかし、この時期は、本を読んでやった気になっていました。

 

実際に

・FX

アフィリエイト

・ネットワークスビジネス

などにも挑戦しましたが、どれも本気でやったと言えるほど真剣にはやっていません。

 

この頃は、実践が足りていないので、例え良書を読んでも

「どこが重要なのか」

ということを理解できていなかったと思います。

 

また、本を読むことにも慣れていませんでしたから、文字数の少ない内容の薄い本ばかりに興味を惹かれていた印象があります。

 

今となってはどこにでも溢れている単調な言葉も、当時の私からすると新鮮そのものだったのでしょう。

 

2.ノウハウに浮かれて選択を誤る時期

 

今では、ある程度

「自分がどのようにして稼ぎたいのか」

ということがわかってきたように思います。

 

しかし、当時は稼げればなんでも良かったです。

 

新卒から3年くらい経った頃から、2年くらい前まで合計3年くらいの間になります。

 

この頃には、世の中にどのようなビジネスがあって、副業としてメジャーなものは大体内容がわかるようになっていました。

 

それと同時に、

「自分が稼げていないのは、まだ何か知らない情報があるからだ」

と考えるようになっていました。

 

今にして思うと、何も積み重ねていなかっただけなんですけどね。笑

 

だから、稼げる方法について探していました。

 

色々な本を読んで、あらゆる手法を試しました。

 

例えばアフィリエイトであれば、

・ブログでアフィリエイト

独自ドメインをとってアフィリエイト

・グーグルアドセンスのみを利用してアフィリエイト

・商品販売のみを利用したアフィリエイト

・雑記ブログ

・特化ブログ

・トレンドアフィリエイト

などを挑戦しました。

 

本として出版されている副業向けのアフィリエイトには、広告を使ってアクセスを集める方法はほとんど書かれていませんでしたので、やりませんでした。

 

しかし、どの方法も数日から半年も経たないうちにやめていました。笑

 

それで結果が出ないとか笑えますよね。

 

で、色々試した結果、物販に辿り着きました。

 

物販自体は過去にせどりに挑戦はしたものの、ブックオフでバーコードを読み込む作業が恥ずかしくて断念しました。笑

 

物販を本格的にやることになったのは、高額コンサルタントに引っかかったからです。

 

再現率100%を謳っており、これまでちゃんと成功したことのなかった私は、非常に興味を惹かれました。

 

また、ネット広告で見る怪しいものとは違って、実際に人に会って内容を聞くと、あたかも本当のことのように感じたのです。

 

そして始めたのが無在庫物販でした。

 

確かに一時的には稼げました。

 

スタート数日で利益は発生しましたので、これまでの中では圧倒的に早い結果が出ています。

 

しかし、この「ノウハウ」に甘んじてしまったことが失敗でした。

 

その方法で稼げたという結果が、

「仕事を辞めて独立する」

という選択を取らせてしまったのです。

 

正直、かなりグレーゾーンな手法でした。

 

違法ではないものの、ユーザーのことを考えていないその手法に、今なら違和感を覚えるものの、当時は盲信していました。

 

その結果、会社を辞めた後にその手法が使えなくなってきました。

 

現在なら、物販で最も大切なのは

「顧客リストと顧客との関係性」

と自信を持って言えますが、当時はそんなことわかっていませんでした。

 

その結果、そのノウハウでは稼げなくなったので、また他のノウハウを探すようになりました。

 

収入がなくなってきたことの焦りからも、別のコンサルタントに引っかかってしまって、最終的に借金だけが残りました。

 

多量の在庫も抱えていましたし、垢BANされたりと、正直継続は困難な状況ではありましたが、取り敢えず細々と物販を継続しました。

 

この時に使っていたのがヤフーショッピングで、その後ある程度の収入を作り続けていました。

 

ただ、生活費を賄うほどには稼げていませんでしたし、一気に仕入れをしたので、その支払いが追いつかず、結局債務整理をすることになりました。

 

この時期は、ビジネスとして大切なものを考えず、単にノウハウを求めた結果だったのだと思います。

 

3.徐々に顧客との関係性を作れるビジネスへ

 

現在は、ライターが副業のメインになっています。

 

ライターは少しずつやっていたのですが、月に1万円程度の収入になれば御の字といったレベルでした。

 

しかし、物販で多額の仕入れが必要だったのに対して、ライターは初期投資は0円です。

 

稼げる金額は少なかったですが、仕入れが必要ないなら・・・と継続していました。

 

かなりメンタルがやられていたのでしょうね。

仕入れに対するある種トラウマのようなものができた気もします。笑

 

そこで地道に活動をしていくうちに、今ではかなり大口で案件をくれる顧客もつきました。

 

こういった経験をするうちに

「あー、物販でも同じように最初は薄利であっても、顧客との関係性さえ作っておけば、収益は後から付いてくるんだな」

ということを理解しました。

 

また、ライターでは「読む人」を想像しながら記事を書くのが基本です。

 

依頼主は、何かの商品を売りたかったり、自分をブランディングしたい人が多いです。

 

ですので、その商品やサービスを欲しいと思ってもらえるように、文章を作る必要があります。

 

自然と読む人のことを考えながら書くようになります。

 

この経験があったので、もしも今から物販をやるなら、多分ノウハウを求めていたあの頃とは全く違った方法になると思います。

 

4.物販自体は稼ぎやすいし良いと思うけど・・・

 

残念ながら私自身は、もう物販をやることは無いと思います。

 

ライターを継続した結果、自分で商品を作り出すことが出来る今、メーカーが作った商品を売る必要性があまり無いのです。

 

だから、物販に関しては教える方・アドバイスする方に徹します。

 

たまにリサーチした商品もこのサイトであげます。

 

これから物販をやる人に言えるのは、

「確かに物販は稼ぎやすいが、ノウハウに踊らされないで欲しい」

ということです。

 

私自身がそうであったように、ノウハウを高額で販売している人の多くは、顧客の事を考えていません。

 

自分が高額ノウハウで収入が得られればそれで良いので、あなた自身の顧客については無視です。

 

しかし、そのような方法は、将来的に継続して収入を得ることができません。

 

また、わざわざ高額塾に入らなくても稼ぐことができます。

是非注意して欲しいと思います。