物販でツールを利用することのメリット・デメリット
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物販をやっていく際に、
「ツールを利用するのか」
というのは、非常に大きな問題になってきます。
また、情報商材などで
「100%稼がせるツール」
的なものも販売されています。
ツールを使うことで、本当に稼げるようになるのでしょうか?
今回は、物販におけるツールについてお話ししたいと思います。
1.作業効率化に、ツールは欠かせない ツール利用の3つのメリット
まず初めに、ツールを利用する上でのメリットをお話ししたいと思います。
1-1.作業時間の短縮
最も大きなメリットとしては、作業時間が短縮されることが挙げられます。
物販には、様々な作業が必要になります。
商品のリサーチには、かなりの時間がかかりますし、梱包や出荷といった
「リアルの世界での作業」
も発生します。
本当に稼ごうと思ったら、購入後のお客さんのアフターフォローも欠かせません。
さらに、商品の仕様に対する質問や、商品在庫に関する問い合わせ、商品の不良に対する問い合わせも入ることでしょう。
そのため、本来本気で物販をやろうと思ったら、かなりの時間が必要になります。
この作業時間を減らしてくれるのが、ツールになります。
1-2.不慣れな作業の標準化
初心者にとって難しいのは、正しい方法で作業することです。
特にリサーチに関しては、様々な方法があり、作業の標準化と言うものが非常に難しくなっております。
しかし、ツールを使うことによって、ある程度標準化された作業を行うことができます。
つまり、初心者であっても、物販のプロに近い作業をすることができるということです。
1-3.ツールを利用していないライバルより有利になる
ビジネスは、基本的に弱肉強食の世界です。
そのため、物販においても、
「ライバルよりいかに売るのか」
といったことが非常に重要になってきます。
ここでツールを使っているかどうかで、結果に大きな差が出ることは間違いありません。
2.ツールにもデメリットがある?
一見すると、ツールを使うことにデメリットは無いように感じられるかもしれません。
しかし、実はツールを利用することによるデメリットも存在するのです。
2-1.自分で考えなくなる
1つ目のデメリットは、ツールに頼り切ってしまうことです。
特に初心者は、基礎ができていない状態でツールを利用し始めると、本当に大切な部分を学ばなくなります。
そのため、もしもそのツールが利用不可能になったときに、いきなり稼げなくなったりするのです。
2-2.ツールが蔓延すれば稼げなくなる
ツールの種類にもよるかもしれませんが、一般的にツールの利用者が増えれば、稼げなくなります。
特にツールとして多く販売されているのが、
「リサーチ」
に関するものです。
リサーチは物販において最も重要であり、ここがしっかりとできれば、稼ぐのはそれほど難しくありません。
だからこそ販売業者も、リサーチを効率化するためのツールを販売するのですが、同じツールを利用している人は、同じ商品を見つけています。
利益率の高い商品は、みんなが目をつけますので、販売する人が非常に多くなります。
その結果、価格競争が起こりやすいと言うデメリットがあります。
2-3.利益率を下げる
先ほどもお話しましたが、ツールを利用することで価格競争が起こりやすい状況になります。
加えてツールが有料の場合には、そのツール料金分がそのまま利益を圧迫します。
物販は、一般的に利益率が2割程度と言われています。
ビジネスの中でも、それほど利益率が高いわけではありません。
むしろ低いと思います。
そんな状況の中で、無駄に費用をかけるのはビジネスの継続という観点からお勧めできません。
3.お勧めは、無料ツールを使い倒す
メリットとデメリットをお話ししてきましたが、お勧めなのは、
「無料のツールを使い倒す」
ということです。
不要な作業を時間をかけて行うことは、全くの無駄なものです。
それであれば、ツールを使って短時間で終わらせるのが良いでしょう。
しかし、有料のツールを使うというのは、考えものです。
別の機会にお話ししますが、しっかりと高い利益率を確保できるようになったタイミングで、より大きな利益を取るために有料ツールを使うのは良いですが、初心者の間は不要です。
無料のツールでも良いものは存在しますので、そういったツールを使い倒してからでも遅くはありません。
4.まとめ
今回は、ツールを使って作業をするべきなのかという点について書いてきました。
ツールは、一見すると稼ぐための最短距離のようですが、初心者であれば、本来つけるべき実力がつかないままになってしまう可能性が高いです。
また、ツールに頼っている間は、収入は不安定で、将来のことを考えたら、非常にマイナスになります。
私の周りの人でも、ツールを利用している間は月に20万円程度の収入があり、本業にしても大丈夫だと思って仕事を辞めた人がいます。
その人は、会社を辞めた後にツールの利用ができなくなり、結局生活ができるほどの収入を作ることができなくなりました。
このように、ツールを使うことが常に良いとは限りませんので、注意しましょう。